2023.10.18
四国
2023.10.18
こんな悩みはありませんか?
「香川県や高松市で自宅を売却したい」
「香川県でリースバックするならどこがオススメか知りたい」
今回は四国地方 香川県に注目して、基本情報と不動産情報についてまとめていきます。
リースバックとは、「売却した後も自宅に住み続けられる」不動産売却の方法の1つです。
現在香川県、とくに高松市に不動産を所有しているという方で「自宅を売却したい」という場合は、一般的な不動産売却だけでなくリースバックという方法も一度検討してみませんか?
目次
リースバックについて触れる前に、まずは香川県がどんなところなのかお伝えします。
香川県の県庁所在地は高松市で、中核都市としての役割も果たしています。
実は高松市には、国の出先機関や企業の支店が多いことも特徴です。
また、アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」が3年に1度の行われ、高松市の日常には数々の美しいアート作品が溶け込んでいます。
年間を通じて温暖少雨で、温和な明るい瀬戸内海の気候に恵まれています。
岡山県
徳島県
愛媛県
兵庫県(海上を隔てて隣接)
広島県(海上を隔てて隣接)
半月型の地形になっており、南部には讃岐山脈が、北部には讃岐平野があります。
県内の河川のほとんどが讃岐山脈に源を発し、北流して瀬戸内海へと注いでいます。
面積は全国で最も小さく、多数の島が点在していることが特徴です。
予讃線
高徳線
土讃線
本四備讃線
琴平線
志度線
長尾線
(例)
続いて、香川県の人口と世帯数を見ていきましょう。
2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
971,480 | 966,917 | 961,048 | 955,018 | 949,113 | 940,091 | 931,981 |
香川県公式ホームページ「香川県人口移動調査」より
単位は「人」
2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
401,650 | 404,303 | 406,351 | 409,078 | 407,368 | 407,168 | 409,394 |
香川県公式ホームページ「香川県人口移動調査」より
単位は「世帯」
上記の表から、香川県では人口は2017〜2023年の6年間で増加し続けています。
世帯数に注目してみると2021年までは増加傾向が強かったですが、2022年からは減少も見られます。
まずは、一般的な不動産売却で売られているマンションの家賃相場です。
1R | 1K/1DK | 1LDK/2K/2DK | 2LDK/3K/3DK | 3LDK/4K~ | |
小豆郡 | 3.8 | 4.0 | 4.4 | 5.0 | 6.2 |
東かがわ市 | 3.8 | 3.9 | 4.0 | 5.4 | 6.1 |
丸亀市 | 3.5 | 3.6 | 4.1 | 4.5 | 5.5 |
高松市 | 3.5 | 4.2 | 5.4 | 5.5 | 6.8 |
三豊市 | 2.8 | 2.9 | 3.1 | ー | 5.7 |
木田郡 | 2.6 | 2.8 | 4.2 | 5.1 | 5.3 |
さぬき市 | 1.7 | 1.8 | 2.6 | 2.7 | 5.2 |
坂出市 | ー | 3.2 | 3.3 | 4.9 | 5.6 |
物件情報サイトSUUMOより
単位は「万円」
土地 | マンション | 一戸建て | |
売却価格相場 | 800万円 | 1,394万円 | 1,395万円 |
専有面積 | ー | 75㎡(中央値) | ー |
平米単価相場 | 3.1万円/㎡(中央値) | ー | ー |
土地面積 | 234㎡(中央値) | ー | ー |
建物面積 | ー | ー | 109㎡(中央値) |
土地面積 | ー | ー | 195㎡(中央値) |
築年数 | ー | 24年(中央値) | 33年(中央値) |
物件情報サイトSUUMOより
上記から、香川県でリースバックする場合、買取価格の相場はおおよそ以下の金額となるでしょう。
この買取価格の相場を踏まえると、香川県ではリースバックの家賃相場は以下の金額を目安にすると良いでしょう。
※「③香川県でリースバックした場合の買取価格の相場」の最低価格を買取価格とした場合
この数値を見ると、「相場よりも家賃が高い」と感じるのではないでしょうか?
実は、リースバックした後に自宅に住み続ける場合の家賃は一般的な相場よりも高く設定されます。
しかし、上記の家賃相場はあくまで一般的な相場感で計算した金額です。
必ずしも家賃が相場よりも高くなったり、不動産会社に提示された家賃になったりするという訳ではありません。
家賃が気になるという方は、試しに不動産会社に査定してもらって自宅の不動産価値を確かめてみると良いでしょう。
香川県は大きく「島エリア」「東讃エリア」「西讃エリア」「中讃エリア」「高松エリア」の5つに分けられます。
この項では、5つのエリアにどんな要素があるのか紹介していきます。
該当地域:小豆島(しょうどしま)、直島
大小112の島々がある香川県ですが、その中でもとくに人気が高いのが小豆島と直島です。
大自然の中にある数々のアート作品を求めて多くの観光客が訪れている香川県随一の観光エリアでもあります。
見どころ:エンジェルロード、オリーブ公園、二十四の瞳映画村、森國酒造
小豆島は年中温暖な気候で、オリーブや醤油などの産地としても有名です。
のどかな島の雰囲気を求めて数々の映像作品のロケ地として使用されています。
見どころ:地中美術館、直島パヴィリオン、I♡湯、トトロのネコバス停留所
直島は香川県北部の直島町に位置します。
直島へは高松駅から歩いてすぐの高松港からフェリーか高速船を利用してアクセスできます。
直島で有名なアートスポットといえば、草間彌生の「赤かぼちゃ」です。
このアートスポットは若い方にも人気で、県内外から多くの人が観光に訪れています。
また、島内の道路は高低差が激しいため、電動自転車や車・バスなどを利用すると良いでしょう。
該当地域:高松市
高松市は香川県の玄関口であり、中心エリアです。
都会的な街の雰囲気があるのと同時に、歴史を感じる伝統的な大名文化も残されています。
高松市へは、飛行機・鉄道・高速バスを利用してアクセスでき、コンパクトな街なので自転車などで散策しながら市内を楽しめます。
また、高松市は高松城と高松港を中心に内陸に向かって広がった地形です。
「商店街の町」と言っても良いほどで、高松城の南側には総延長2.7kmにもおよぶ日本一の長さの8つの商店街が広がる「高松中央商店街」があります。
該当地域:三豊市、観音寺市
西讃エリアは、香川県を縦に3分割した際の左側にあたるエリアです。
江戸時代の風情が残る町並みや、巨大な銭形砂絵のパワースポットなどの観光スポットを楽しめます。
三豊市は香川県の西側、荘内半島から四国山脈までつながる縦に広がっている地域です。
市内での移動は車があるとより便利ですが、鉄道も走っているためどこに行くにもあまり困らないでしょう。
観音寺市は、香川県の西南部に位置しており、伊吹島などの島を有しています。
西側は瀬戸内海に面しているため、海産物の街としての一面を持ち合わせています。
市内の移動に便利なのが、市営の「のりあいバス」です。
市内をぐるっと回れるフリー乗降制度なので、あらかじめ行き先を伝えておくとバス停以外の場所で降りられます。
また、観音寺市では豪華で華麗な「ちょうさ祭り」や海岸が美しいことで有名です。
花の名所が多く、市内の海岸はロケ地にもよく使用されています。
該当地域:三木町、さぬき市、東かがわ市
香川県の東側に位置しています。
四国遍路の最後の寺・結願寺(けちがんじ)となっている大窪寺がある地域です。
実は、香川県ではお遍路さんをもてなす「お接待」が盛んなのです。
しかし、東讃エリアでは結願寺があることからお遍路をする人同士の交流は少なくないようです。
該当地域:坂出市、宇多津町、綾川町、多度津町、丸亀市、善通寺市、琴平町、まんのう町
香川県のほぼ真ん中あたりが中讃エリアです。
四国の玄関口である世界的にも有名な「瀬戸大橋」の存在感や、400年の歴史を刻む丸亀城は重要な観光資源となっています。
山に近い地域では、豊かな自然に囲まれた渓谷や古くからの神社仏閣が集まっています。
続いて、香川県でリースバックするならどんなエリアがオススメなのかお伝えします。
結論から言うと、それは「サンポートエリア」の不動産です。
なぜなら、高松駅付近では現在さまざまな再開発が進んでおり、今後さらに利便性が高まることが期待されているからです。
サンポートエリアには、JR高松駅やフェリー乗り場などがあり、香川観光のスタート地となっています。
実はこのサンポートエリアは2025年までに大規模な建物の開発がいくつか予定されており、街の拠点としてにぎわいを取り戻すことに期待が高まっています。
では、そのサンポートエリアでは今までどんな変化を遂げ、これからどのように変化していくのでしょうか?
2024年開業予定の「TAKAMATSU ORNE」はJR高松駅と直結しており、地上4階建ての商業棟と地上4階建て、そして地下1階の駐車場棟に分かれる予定です。
テナントにはスーパーや飲食店の他にも、美容院・エステ・ネイルサロンなど約70店の誘致が予定されています。
屋外広場が設置され、サンポートエリアの新たなくつろぎの場を提供すると同時にイベント開催などを通じて駅前交流の拠点としても活用される予定です。
再開発エリアの不動産をリースバックすることがオススメなのには、以下の2つの理由が挙げられます。
まず、再開発事業が行われると「TAKAMATSU ORNE」のような商業施設の開業、オフィスビル建設などによって労働人口が増えます。
そうした人達は転入によって住宅を必要とするため、新築マンションの建設が増える場合があります。
その結果、再開発エリアの不動産の需要が高まるのです。
地価とは土地の売却価格のことです。
地価は公示地価・基準地価・路線価に分かれています。
これらの価格は人口の増加や交通機関の整備によって上昇する傾向にあります。
地価が上昇すれば不動産としての価値が高まったということです。
不動産としての価値が高まれば需要も高まり、リースバックで買い取る不動産会社にとっては買い取った不動産に借り手や買い手がつきやすいというメリットがあります。
つまり、再開発エリアは「転入者の増加」と「地価上昇」は結果的に不動産価値が上がるため、リースバックで買い取る不動産会社にとってメリットがあるということなのです。
再開発以外にも、高級住宅街や文教地区などのエリアそのものに価値がある場合や、設備が整っていて周辺環境が良い物件はリースバックで買い取ってもらいやすいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
今回は香川県に注目して、基本情報とリースバックについて紹介しました。
また、香川県でリースバックした際の買取価格は以下の金額が相場となるでしょう。
それを踏まえ、リースバック後も住み続ける場合の家賃は以下の金額が目安となります。
香川県でリースバックするなら再開発が進む「サンポートエリア」がオススメです。
なぜなら、再開発が進むエリアでは不動産価値が上がることが期待され、不動産会社に買い取ってもらいやすいからです。
香川県で所有している不動産を売却したいという方は、ぜひこの機会に一般的な不動産売却だけでなくリースバックも検討してみてくださいね。
参照サイト
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