2023.10.18
四国
2023.10.18
こんな悩みはありませんか?
「愛媛県や松山市の自宅を売りたい」
「四国地方や愛媛県でリースバック契約をしたい」
「愛媛県のリースバックの相場が知りたい」
この記事は、リースバックにおいてこのような悩み・考えがある人にオススメです。
今回は四国地方 愛媛県に注目して、基本情報と不動産情報についてまとめていきます。
ぜひ、リースバックの参考にしてみてください。
目次
まずは、愛媛県の基本情報について紹介します。
これを読めば愛媛県がどんな特性を持つのか理解できます。
温暖で雨が少なく、平野部ではほとんど雪が積もりません。
しかし、山間部の方では積雪が多く、ウィンタースポーツが楽しめます。
徳島県
香川県
高知県
広島県※
山口県※
大分県※
※海を隔てて隣接
愛媛県内は県南部の「南予」・県東部の「東予」・県中央部の「中予」と、大きく3つの地域に分けられます。
県土の北側は瀬戸内海に面して平野が広がっており、南西部は宇和海に面してリアス海岸が続いています。
また、背後にあるのは西日本最高峰の「石鎚山」や日本三大カルストの「四国カルスト高原」です。
なんと、県土の 71%を森林が占めており、海と山の自然景観に恵まれた地形を成しています。
愛媛県の工業は東予地方が中心となっています。
東予地方の西条市・新居浜市では化学工業に始まって非鉄金属・産業機械などの工業が盛んに行われ、四国中央市においては紙関係の製造が有名です。
また、愛媛県といえば今治市の「今治タオル」ですよね。
今治タオルの製造は高い品質が評価され、ブランドタオルとして国内外に人気を博しています。
愛媛県の農業では、果物の生産が盛んです。
とくに柑橘類は幅広い品種が収穫されており、全国に出荷されているブランドみかんも多くあります。
みかんの生産量は和歌山県に次ぐ全国2位、キウイフルーツの生産量は全国第1位、伊予柑の全国シェアの90%も占める全国第1位と、その活発さは数字にも表れています。
瀬戸内海や宇和海に面しているため、船引き網漁業やまき網漁業が中心の水産業が盛んです。
実は養殖にも力を入れており、真鯛の生産量は国内シェア50%を超える全国第1位を誇ります。
真珠の養殖も10年以上全国第1位と、一大産地となっています。
予讃線
予土線
内子線
横河原線
城南線
郡中線
高浜線
城北線
本町線
大手町線
花園線
県庁所在地の松山市から東京までは飛行機で約80分、大阪までは約50分でアクセスできます。
また、松山市中心部から松山空港までは車で約15分と、かなり良いアクセスです。
続いて、愛媛県の人口と世帯数を見ていきましょう。
2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
1,372,837 | 1,361,849 | 1,349,273 | 1,336,652 | 1,332,205 | 1,317,405 | 1,303,048 |
愛媛県公式ホームページ「県推計人口」より
単位は「人」
2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
594,049 | 595,660 | 596,241 | 597,542 | 600,949 | 600,010 | 600,972 |
愛媛県公式ホームページ「県推計人口」より
単位は「世帯」
上記の表から、愛媛県の人口は減少傾向が強く、世帯数は2021年までは増加傾向が強かったことが分かります。
また、2022年以降の世帯数は増減を繰り返しています。
リースバックとは、一般的な不動産売却とは違って、家賃を払うことで自宅を売却した後も住み続けられるという不動産売却の1種です。
また、良く似た名前には「リバースモーゲージ」があります。
リバースモーゲージとは、自宅を担保にして融資を受ける金融商品のことです。
これは1種の借金であり、申し込みに年齢制限があったり資金の用途が限定されたりといくつか制限があります。
そのため、リースバックの方がより活用しやすいと考えられます。
リースバック | リースモーゲージ | |
資金調達方法 | 自宅の売却 | 自宅を担保にした融資 |
所有権 | 契約時に不動産事業者に移転 | 移転しない ※ただし契約者死亡時に 目的不動産は売却される |
年齢制限 | なし | あり 55〜60歳以上が対象の場合が多い |
資金使用目的制限 | なし (原則定められていない) | あり 老後生活費に限定される |
自宅を退去せずにまとまったお金を受け取れること
まずは、一般的な不動産売却で売られているマンションの家賃相場です。
1R | 1K/1DK | 1LDK/2K/2DK | 2LDK/3K/3DK | 3LDK/4K~ | |
宇和島市 | 4.0 | 4.1 | 5.3 | 5.5 | 6.8 |
西条市 | 3.9 | 4.2 | 4.8 | 4.9 | 6.0 |
今治市 | 3.9 | 4.0 | 4.7 | 5.0 | 6.5 |
新居浜市 | 3.8 | 4.5 | 4.7 | 4.8 | 6.3 |
八幡浜市 | 3.4 | 3.5 | 4.2 | 5.0 | 6.0 |
松山市 | 3.4 | 3.5 | 5.1 | 5.5 | 6.8 |
四国中央市 | 3.3 | 4.0 | 4.8 | 5.4 | 5.5 |
伊予市 | ー | 3.0 | 4.0 | 4.6 | 5.5 |
物件情報サイトSUUMOより
単位は「万円」
土地 | マンション | 一戸建て | |
売却価格相場 | 930万円 | 1,570万円 | 1,610万円 |
専有面積 | ー | 71㎡(中央値) | ー |
平米単価相場 | 4.1万円/㎡(中央値) | ー | ー |
土地面積 | 206㎡(中央値) | ー | ー |
建物面積 | ー | ー | 108㎡(中央値) |
土地面積 | ー | ー | 176㎡(中央値) |
築年数 | ー | 24年(中央値) | 33年(中央値) |
物件情報サイトSUUMOより
上記から、愛媛県でリースバックする場合、買取価格の相場はおおよそ以下の金額となるでしょう。
※一般の不動産売却で売却した際の買取価格の7〜8割とする
この買取価格の相場を踏まえると、愛媛県のリースバックの家賃相場は以下の金額が目安となるでしょう。
※「②愛媛県の売却価格相場」の最低価格を買取価格とした場合
愛媛県でリースバックするのなら、松山市の不動産がオススメです。
なぜなら、松山市は県庁所在地かつ中核都市としての顔を持ち合わせており、市内に高級住宅街も立地しているからです。
松山市では、「持田」「白水台」の2カ所が主に高級住宅街として知られています。
とくに「持田」は高級住宅街としてのイメージが大きく、高齢者からは「憧れの土地」として評価されています。
持田では、高級住宅地であるため地価が高い傾向にあります。
実際に持田の地価を見てみると、236,000円と他の地域よりもずば抜けて高い数値となりました(国土交通省「国土交通省地価公示」より)。
持田は昔ながらの高級住宅エリアですが、それに対して「白水台」は比較的新しい高級住宅地です。
持田よりも地価が比較的安価であるため、地下より建物そのものにお金をかけられるということで人気が出ています。
どちらのエリアも高級住宅街のメリットである「閑静な雰囲気」であることには変わりありません。
では、高級住宅街そのものにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
高級住宅街は家がずらっと並んでおり、あまりお店がありません。
その分静かな環境下にあり、いわゆる閑静な住宅街で生活できます。
また、高級住宅街に住んでいる人はモラルが高い傾向にあります。
自宅周辺を掃除したり、マナーをきちんと守ったりすることが多いです。
そのため、ご近所トラブルなどの生活における不安要素を減らせるでしょう。
高級住宅街は高台にある場合が多いです。
そのため、基本的に土地自体が自然災害に強い傾向にあります。
近年は全国的に大雨や台風などの異常気象によって大きな災害による住宅への被害が増えています。
そこで、災害に強い高級住宅街は大きなメリットがあるのです。
しかし、高級住宅街だからといって必ずしも災害に強いわけではありません。
地域ごとのハザードマップを確認して、災害による危険度を確認しておきましょう。
不動産の価格は物件そのもの・エリア・周辺環境などさまざまな要因で決まります。
しかし、先に述べた「災害に強い」ことや「住環境の良さ」も実は資産価値に大きく影響しているのです。
現在国内では人口減少が目立っていますが、将来的には都市部にもその影響が出てくると考えられます。
その際にまず不動産価格が下落するのは、不便だったり災害に弱かったりする場所、住環境の悪い場所なのです。
そのため高級住宅街のような住環境が良く、災害に強いエリアは人気が高いため、価格が下がったタイミングで買いたい人が多くいます。
つまり常に需要が高いゆえに、むしろ値段が下がりにくいのです。
高級住宅街には庭付きの一戸建てが建っていることが多いです。
そうなると植物はどんどん伸びてしまうため、庭の手入れが大変になります。
庭師を雇って管理してもらうこともできますが、そのための費用がかさんでしまうため、ガーデニングにそれほど興味がないのであれば庭付きの一戸建てはオススメしません。
メリットでも伝えたように、高級住宅街は高台にあることが多いです。
そうなると、通勤・通学や買い物などで駅や中心地まで坂道を通らないといけません。
高級住宅街に住む人は車移動の方が多いのでその場合は気になりませんが、公共交通機関をよく使う人であれば少し不便さを感じるでしょう。
高級住宅街は「第一種低層住居専用地域」に指定されていることが多いです。
第一種低層住居専用地域には、店舗部分が50㎡以下の自宅かつ店舗のようなお店しか作れません。
そのためその地域にはお店が少なく、日用品や食品などのちょっとした買い物にも自宅より少し離れた地域に行くことになります。
いかがでしたでしょうか?
今回は愛媛県に注目して、基本情報とリースバックについて紹介しました。
また、愛媛県でリースバックした際の買取価格は以下の金額が相場となるでしょう。
それを踏まえ、リースバック後も住み続ける場合の家賃は以下の金額が目安となります。
愛媛県でリースバックするなら、県庁所在地であり中核都市でもある「松山市」をオススメします。
松山市には「持田」や「白水台」のような高級住宅街があり、リースバックで不動産会社が買い取るメリットがあるからです。
愛媛県や松山市に不動産をお持ちの方で「売却を検討している」「まとまった資金が欲しい」という方は、ぜひリースバックを検討してみてください。
参照サイト
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